手のひらの皮と運動会
先日、幼稚園プレで
運動会がありました！
やっすー初めての運動会
やっすーに
『今日は幼稚園で運動会があるよ！楽しみだね！』
と話していましたが
運動会自体が何かわからないやっすー
『運動会ではみんなで走ったりするんだよ』
とういう感じで簡単に説明しながら家を出ました
すると
玄関を出るとすぐに猛ダッシュするやっすー
ここから走るんかい
結構な距離を走ったやっすー
さすがに疲れたのか
足元がぐらつき
ドッサー
両手をついて転んでしまったやっすー
ギャン泣き
やっすー『ｳﾜｰﾝ！ｲﾀｲﾉﾖｰ！』
どこかすりむいちゃったかなと確認してみると
ちょびーっと手のひらの皮がむけているだけでした
わたし『ちょっと血出てるけど大丈夫！幼稚園着いたら手洗おうね』
やっすー『ﾁ、ﾃﾞﾁｬｯﾃﾙﾖｰ！ﾃ、ｱﾗｩｨﾀｲﾖー』
わたし『あ！ほら！やっすーの好きなお花咲いてるよ！』
やっすー『ｷｬｰ！ｵﾊﾅﾖｰ！』
やっすーの気を紛らわしながらなんとか幼稚園に到着しました
幼稚園に着いてからは
ずっと手のひらのむけた皮を気にするやっすー
今日大丈夫かな、、
先生に挨拶をされても、手のひらの皮を気にするやっすー
準備体操が始まっても、手のひらの皮を気にするやっすー
水分補給の時間も、手のひらの皮を気にしながら麦茶を飲むやっすー
このままでは、やっすーの運動会が手のひらの皮で終わってしまう
と危機感を感じていると
先生『次はみんなでかけっこをします！先生の所まで走ってきてください！先生とギュッとしてゴールです』
おお！ついにかけっこ！
みんなが走っているのをみてやっすーも手のひらの皮のことは忘れ、そして自分の順番も忘れ、思いっきり他のお友達を追いかけていました
わたし『やっすー、まだやっすーの順番じゃないからね』
やっすー『…』（ちょっと恥ずかしそうな顔）
フフフ、こういうのやりがちだよねーかわいい
わたし『ほら！次やっすーの番だよ！先生の所まで走るんだよ』
やっすー『…』（無言で頷く）
ヨーイ！ドン！
最近、走るのがブームのやっすーはすごい速さで走っていきました
お友達のおばあちゃんのもとへ
ギュッとハグまではしませんでしたが、キリっとした顔でおばあちゃんを見つめていました
かわいいお約束をふたつもひとりでかましたやっすーはこれで疲れたのか、あとの時間はまた手のひらの皮を見つめて運動会は終了しました
やっすーは手のひらの皮の思い出しか残らなかったのではと不安ですが、わたしはやっすーのかわいい姿がみられて大満足な運動会でした
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