パンイチ夫と楽しい育児

特別扱いされるじいちゃん

 

現在実家に帰省中のわたしとやっすー

 

 

児童館や買い物に行くのはもっぱらじいちゃんの車です

 

 

 

少し前までは、じいちゃんは声がでかかったりでばあちゃんの方が好きなやっすーでしたが

 

 

 

 

じいちゃん=パパがいないなか唯一車を動かせる人物

 

 

 

 

と認識しているようでじいちゃんに対する気遣いが半端ないです

 

 

 


午前中

 

 

 

ソファーでやっすーとふたりでパンを食べていました

 

 

 

わたし『じいちゃん仕事から帰ってきたら児童館に車で乗せてってもらおうね』

 

 

 

 

やっすー『ジドウカン!イキターイ!オドリタイ!オドッテミタイ!』

 

 

 

 

わたし『え、踊ってみたいんだ。今日は踊ってみようか!』(近所の児童館では午前中の終わりに踊りタイムがある。やっすーは踊りが始まると『カエリタイ』と言うので参加したことがなかった)

 

 

 

 

 

やっすー『オドッテミルゥ!』

 

 

 

 

 

わたし(そんなに、踊りたかったのか、、)

 

 

 

 

 

窓からじいちゃんが帰ってくる姿が見える

 

 

 

 


わたし『あ!じいちゃん帰ってきたよ』

 

 

 


やっすー『ジイチャッ!!!』

 

 


やっすー『ドーゾ!タベテー!』

 

 

 

慌てて食べていたおやつのパンをわたしに渡すやっすー

 

 

 

やっすーからもらったボッロボロのパンを食べるわたし

 

 

 

何やらさらに慌てだすやっすー

 

 

 

 

ソファーをバンバン叩きだしどうしたのかなと見ていると

 

 

 

 

やっすー『キタナイ!』

 

 

 

 

ソファーに落としたパンくずを片付ける(床に落とす)やっすー

 

 

 


さらに慌てた様子でパンくずと一緒に落っこちていたパンにまみれた座布団をソファーに丁寧にのせ

 

 

 

 

『ジイチャッ!ドーゾー!』

 

 

 

 


え、じいちゃんのためにソファーをきれいにして座布団まで用意したの(床はパンまみれだけど)

 

 

 


じいちゃん『やっすーちゃんただいまー』

 

 

 


やっすー『ジイチャッ!ジイチャッ!ジイチャッ!ジイチャッ!ジイチャッ!ジイチャッ!』

 

 

 

 


何かの儀式のようにじいちゃんの周りをぐるぐる回りだすやっすー

 

 

 

 

 

じいちゃんの特別感半端ない!

 

 

 

 


正直うらやましい

わたしも周りぐるぐる回るほど敬われたい

 

 

 

 


あとやっすーにとってじいちゃんって特別なのかなぁと感じるのは

 

 

 


食べ物

 

 

 

 


じいちゃんはよく間食します

 

 

 


わたしやあっくんやばあちゃんが何か食べていようものなら

 

 

 

 

『チョーダイッ!』

 

 

 

と強めのテンションで食べ物を要求してきます

 

 

 

 

 


しかしこれがじいちゃんだと

 

 

 


『ナンダロ?ナンダロ?コレ?ナンダロ?』

(少しだけ近づいてジーっと見ながら)

 

 

 

 

人差し指を唇に添え

『何かな?何食べてるのかな?これぼくにくれるのかな?それ団子じゃない?』

 

 

 


みたいな感じで控えめににじりよっていきます

 

 


じいちゃん『やっすーちゃーん!モグモグモグゥ』

 

 

くれはしないじいちゃん

(ありがたい)

 

 

 

さらに、最近全然食べてくれなかったヨールグルト

 

 


風呂上がりにじいちゃんが食べている姿がさぞかし美味しそうに見えたのでしょう

 

 

 

 


やっすー『ヨールグルト!!!タベテミタイ!』

 

 

 


あんなに一時拒否していたヨーグルトを

 

 


『オイシー!ヨールグルット!』

 

 


と頷きながら食べるやっすー

 

 

 


確かにじいちゃんが食べていると何でも美味しそうに見える

 

 

 


そして今日もじいちゃんの食べているお菓子を物欲しそうに見つめるやっすーと、そのお菓子を陰でこっそり食べるわたしなのでした