鬼設定
やっすーが1歳半から2歳になるくらいまで
うちの押し入れには
鬼がいました
歯磨きを全力でやっすーが嫌がるので、ちゃんと歯を磨かないと鬼が来るよ
という設定
独身時代に東村アキコさんの『ママはテンパリスト』を読んで以来、もし自分に子供が産まれたらこの鬼脅しやりたい!と思っていました
大好きな漫画です。この漫画を読んで自分も男の子が欲しいなぁなんて思ったものです
やっすーが歯磨きを嫌がると、押し入れの扉をこっそり叩いて
『やっすー!鬼見に来てるよ!早く磨かないと!』
とやっすーを脅していました
効果の程は
そんなに効果なし
早い段階で扉を叩いているのはわたしだと気付いてしまったようで
やっすーも一緒に扉を叩き
『コレ、ヤッシュ』(いま扉を叩いているのはやっすーだよ)
とネタバレさせてました
しまいには
やっすー『オニ、コナイネェ。オシゴトイッテルカナァ』
と仕事で多忙ななかうちの押し入れにスタンバイしてくれている鬼ということになってしまいました
ママはテンパリストで書かれていたようにもっとリアルさを追及しないと子供は騙せないなと実感
なので2歳過ぎたあたりからは鬼の存在は忘れさっていました
昨日も歯を磨くときに嫌がり逃走していたので
『歯磨かないと美味しいもの食べられないよ💢虫歯になっちゃうけどいいの💢』
とぶちギレていたら
やっすーが
アンパンマンの録画を観ながらボソッと
『ア、オニキチャウカラナァ、ミガクカ』
鬼設定覚えてた!
ずいぶん前のことなのに覚えてくれてたんだなぁと少しうれしくなりました
ミガクカとか言ってもちろん全力でまた逃走しましたが
やっすーがどんな反応するのかみてみたいのでまた鬼設定を再開してみようかなと目論んでます
まずはきちんとした設定を考えるところから始めてみようと思います